女子バレーボールについて思うこと

女子バレーボールの瑣末的観察ブログ。選手への敬称略で勘弁。

古賀@NECと石井@久光、じゃれ合う

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f:id:estan:20180218152422p:plainなんか最近、バレーの試合を見ているとすぐウトウトしてしまうんですよ。それで、なぜか試合が終わった途端に目がさめる。勝利者インタビューとそのあとだけしか覚醒して見ていられない。順位争いにあまり意味がないからでしょうかねぇ。

それにしても仲よさそうな二人です。きゃっきゃとじゃれ合っています。

それと、前に「サロンパス?」と記事にしたけれど、古賀の背中に貼ってあるもの、これはホッカイロですね。自分が使わないものだからまるっきしわかりませんでした。

石井は割とニコニコしているけれど、古賀は試合中は厳しい顔つきなので、こんな風に笑っているところをみるとちょっとホッとします。

ヨンギョンは何しに日本にいるの?

f:id:estan:20180211174503p:plain2月11日のJTvsトヨタ車体の試合後、なんか女性がミハイロビッチと親しげに話しをしています。どこか一段高いところに立っているのかと思ったら違うぞ。ミハイロビッチよりも長身の女性だ。ほら、芥川よりもずいぶん背が高い。

と思ってよく見るとヨンギョンではないですか。JTは古巣だし、ミハイロビッチとはフェネルバフチェで一緒だったわけですよね。ヨンギョンがJTにいた時の選手で今もいるのは芥川と井上ぐらいかなぁ。位田も引退しちゃったし。

あれ?しかしヨンギョンは今、中国のチームにいるはずだけど、なんで日本に来ているのだろう。ちょっと考えて、そうか、春節旧正月)で試合が休みになっているので遊びに来ているのかも、と思ったのでした。

ジャスティスはJTへ、そしてシーガルズについての妄想。

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ジャスティスはJTに入団とのリリースが本日ありました。なかなか発表にならなかったということは、古賀の時のように、複数のチームからのオファーがあって、綱引きしていたということかな。それはともかくとして…

春高バレー2018で見落としていたDコートでの試合をいくつか観てるうちに、毎年のことなんですがどれを観てどれを観てないのかわからなくなってしまいました。で、昨年は「当ブログの春高最も印象に残ったヒロインは兵頭@就実」という記事にしたのですが、今年はあからさまにジャスティスでしたね。「バレーボールチャンネル」での放送では、田渕監督の目から汗が流れ出ている映像も見ることができました。やっぱものすごく情にあつい人なのだと思いました。

しかし、一番泣けたのは上記のシーンです。これは試合後の3位表彰の時のショット。ここで涙まみれになるのでなくて、グッとこらえてこんな風にキリッとした顔を見せた。それでこちらは改めて涙腺崩壊いたしました。皆さんはいかがだったでしょうか。ともあれ、ここでジャスティスは、熱い闘争心を持っているだけでなく、それを制御できる強い心を持っているということもわかりました。本当に素晴らしい。

JTへの同期入団は林@金蘭会です。春高ではなく、インカレでの因縁の相手ということになりますが、鍋谷&大竹@デンソー、黒後&小川@東レのような感じでこれからのVリーグでの成長を語ることになるかと思います。

さてさて、ついでのように書きますが、シーガルズには発表されている他にも帯同している選手がいるという情報があります。これってどういうこと? 前々から選手が多くて「貧乏人の子沢山」と書いたこともありますが、いくらなんでも30人を超えるということは多すぎないかな。多すぎますよね、1チームとしては。

ということで「じゃあ、もしかして2チームを目指す?」という妄想も生まれて当然ですよねぇ。ちょうど来季からは改変されるわけだし、タイミングとしてはここしかない。つまり野球の一軍と二軍のように、シーガルズが二チーム編成になるのでは、ということです。まるで根拠のない妄想だけれど、そうなるとファンとして楽しむ面白さは増してきますね。地元岡山での興行は、下部リーグの二軍の試合を前座にして、メインは一軍の試合を組むことができる。また、従来の入れ替え戦だけでなく、同一チームの中での一軍二軍の登録入れ替えも絡んでくるともっとフレキシブルに選手を起用できます。可能であれば歓迎したいと思います。

西村@岡山、Vデビュー。高校時代リベロがVリーグはアタッカー!

f:id:estan:20180204213011p:plain毎年、すぐに内定選手を試合投入してくれる岡山シーガルズ。今年もやってくれます。東龍から岡山への3人目の選手、西村。そして春高バレーには出れなかった大阪国際滝井からの入団、長瀬。さらには岡山として4人目のセッターとなる小野寺(細田学園)も2月4日の唐津大会に投入。さすがにセッター小野寺はこれが初参戦ではないけれど、西村と長瀬はこの日が初のベンチ入り。

東龍ではリベロだった西村なのでサーブを打つ姿も新鮮なんですが、なんとなんと、アタッカーとして使うらしい。打数10で1本決めました。これは驚き。高校生時代にアタッカーだった選手をリベロとかセッターにすることはあるけれど、リベロをアタッカーというのはあまり記憶にありません。このDAZNのテロップでも、当然のようにR(レシーバー)ということになってますし。まー168cmの柳田@NECだって、じゅうぶん活躍できているから、別にヘンなことではない。17歳にしては体格もしっかりデキ上がっている様子だし。

正田@大野石油と佐々原・樋口@JAぎふの関係は?

f:id:estan:20180203175544p:plainチャレンジリーグの会場は手頃なサイズで見やすそう。プレミアも見栄を張ってデカい会場押さえてないで、このぐらいのサイズの体育館で開催して欲しい。雰囲気もちょっとユルい感じで、試合後に選手と知り合いの観客がおしゃべりしている場面がありました。

配信の最後の方で何やら選手と記念写真を撮っている一団が。おや? 選手は大野石油の正田と、JAぎふの佐々原と樋口ではないですか。なんの繋がりが? と思って『チームの顔』を開くと、ああ、福岡大つながりなんですね。この三人。大学で一緒にバレーをやっていた時期があったわけだ。

先日作った出身校リストを見ると福岡大出身は他にフォレストリーヴス熊本の中村もいますね。4人ともこの日、この会場に集結していたわけでした。

最後のブイリー投げをミスしてしまうお茶目な柳田@NEC

f:id:estan:20180129211452p:plainレギュラーラウンド最終戦のvsJTをフルセットで勝利し、5位を確定したNEC。勝利インタビューは山田監督→柳田→古賀の順。古賀はいつものように声帯がツブれる寸前の声です。ちょっと発声練習も取り入れてみた方がいいよ。

さて、投げ込み用のミニブイリーですが、後頭部に大きく「山田」と書かれているのが見えて笑えました。こういうことを遠慮しないところが北海道人っぽくもあります。おっと、北海道人をディスった発言してしまいましたが、私もこれまでの人生でちょうど1割ほどの時間を北海道に住んでいたので、自称10%の北海道人なのでお許しください。

で、ボールは古賀が投げ込み、ブイリーは柳田が投げ込むことに。そしてご覧のようにNECの応援席まで届かないでやり直すことになってしまいました。第5セットは神がかりのような精度でスパイクを決めまくった柳田選手でしたが、ブイリーは勝手が違ったということですね。コントのオチがついたような感じで好感度のポイントまで稼いでしまった柳田選手でした。

目黒@郡山女子大附と比金@東龍に共通することは?

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↑は目黒愛梨@郡山女子大附属高校。春高2018では2回戦で柏井に負けて去ってしまいました。さて、この選手と、決勝まで勝ち進んだ東九州龍谷高校のセッター、比金有紀に共通することは何? 女子バレーカルトクイズになるかな。

答えは、

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はい、共に三姉妹の一番下で、上二人の姉もまたバレーをやっているということですね。そんなに難しくはないか。まとめときましょう。

比金家の方は、

長女…比金桃子…東龍→青山学院→トヨタ車体

次女…比金みなみ…東龍→青山学院大久光製薬(内定)

三女…比金有紀…東龍→青山学院大(4月から)

目黒家の方は、

長女…目黒優佳…郡山女子大附→日体大JT(内定)

次女…目黒安希…郡山女子大附→青山学院大(現在1年)

三女…目黒愛梨…郡山女子大附(現在2年)

比金桃子が93年3月生まれで目黒優佳が96年1月生まれということで3歳の差ですね。今後どうなるかは全くわかりませんが、全員Vリーグ入りしたら「日本女子バレーのナンバーワン三姉妹はどっちだ!」とか煽れるかも。

ふと思ったのですが、比金三姉妹は全員セッター、目黒三姉妹は全員アタッカー。ならば長女vs次女vs三女ということで、それぞれがペア組んでビーチバレーで対決ということも面白いかも。これなら遺恨を残さないし、オールスター戦よりもそういうマニアックな企画でファンサービスしてもらいたいです。

川島@岡山も三姉妹でバレーをしていたはずですが、次女はトヨタ車体に入ってすぐに退団してしまい、三女はどうなったか不明です。

古賀と辺野喜の打ち合いに胸熱な理由と冨永の鼻血フェイク?

f:id:estan:20180122201128j:plain21日の上尾vsNECの第四セット後半で古賀と辺野喜の打ち合いになった場面。なんども書いてしまいますが、この二人は高校生の時に全日本に選ばれたことがありました。その後の明暗が(今のところは)はっきり分かれていますが、こうしてプレミアリーグの試合で打ち合いを見れるのは胸熱です。画像を探して貼ることにいたします。

さて、気になることは多々あるんですが、第五セット序盤に冨永が打球を顔面受けして、鼻血が出そうな様子でちょっとコート外で間をとりました。すると解説の鳥居さんが「うまく間を取っているのかも」と言っていましたね。ふーむ、さすが元選手はそういう見方もするのか。確かに鼻血は出てない。

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まーしかし、点数表示見てもわかるようにセットの序盤だからなぁ。リードはされているけれど。どうなんでしょうね。

辺野喜未来の笑顔が見れてよかった

f:id:estan:20180121155452p:plainこの2017/18シーズンプレミアリーグの当ブログの最初の記事が「祝・辺野喜未来復活」だったのですが、その後、ワンポイントのサーブで出てくるぐらいで、やはりつまらなそうな顔をしていました。だから「やはりここまでかな。仕方ないか」と思っていたのでした。ですので、こんな笑顔が見れるとは思いませんでしたよ。笑顔もあればボロボロ泣きもある。どちらにしても感情を前面に出してくれる選手であることは間違いないのでもっと見たい。

あと、最後にこんなショットもありました。

f:id:estan:20180121155851p:plainNECのホームゲームなので、このあとファンサービスがあるのでしょう。NECの選手が並んでいます。そこを上尾の選手が帰っていく。険しい表情の古賀。そっぽを向いている大野。がっくり俯いている廣瀬。そのもっと後ろで、おっと、密かにタッチしているのは、堀江と荒谷じゃないですか。出身校も所属チームも違うけれど、選抜チームで一緒になった絆ってやつですね。配信映像には映らないところで、結構こんなシーンがあるんだろうな。

Vリーグ出身別高校・大学2017/18それぞれのベスト10

昨年も暇な時間を使って集計しましたが、今年もやりました。『チームの顔』のデータから、プレミア、チャレンジ1、チャレンジ2のチームの所属選手の出身高校と、今年は出身大学も一覧リストにしました。

その中で、多い順に発表しましょう。ちなみに、昨年の記事は京都橘高校をベスト10に入れるのを忘れてましたね。色々ケアレスミスはあるかもしれませんが、まずは高校をVリーガーの多い順に発表しましょう。

1位=大阪国際滝井(20人)やはりここがトップ。岡山シーガルズが大量獲得するのでこうなる。昨年よりもまた増えました。

2位=下北沢成徳(16名)ルーキーとして黒後、堀江、山口、山崎が加わって単独2位になった。

3位=東九州龍谷古川学園(13人)

5位=九州文化学園・京都橘(12人)

7位=八王子実践誠英(10人)

9位=文京学院大(9人)

10位=就実(8人)

こんな感じですね。多少の変動はあるでしょうけど、まーここら辺が「強豪校」ということになるわけですな。金蘭会は大学進学が多いので、2年か3年先ぐらいからこのベスト10に食い込んでくるのかもしれません。

さて今年は大学も。

1位=東海大日体大(13人)

3位=東京女子体育大(9人)

4位=嘉悦大(8人)

5位=筑波大・鹿屋体育大(7人)

7位=国士舘大尚絅学院大(6人)

9位=千里金蘭大(5人)

10位=青山学院大東北福祉大・京都橘大・福岡大(4人)

ここはちょっと意外かもしれない。東京女子体育大がこんなに多いということとか、国士舘尚絅学院大が食い込んできていることが「ほお」と思われるかもしれませんね。