女子バレーボールについて思うこと

女子バレーボールの瑣末的観察ブログ。選手への敬称略で勘弁。

辺野喜未来選手@下北沢成徳


辺野喜未来は「べのきみく」と読む。
気迫あふれる表情だ。
これは一昨日の記事「死闘!下北沢成徳vs文京学院大付属」と同じ試合の同じセットで、添付画像の左上の得点を見ればわかるように、必死で食い下がる文京学院大付属がどうにか2点連取したところだ。
一昨日の記事の柳沼選手の反対側のコートでは、辺野喜選手がこんな顔でしかとにらんでいたわけだ。
辺野喜選手は、日本代表チームにも登録されている選手。高校生でありながら日本代表に登録されているのは、他には熊本信愛女学院の古賀紗理那選手の二人だけだから、女子の高校バレー選手としてはトップ2のひとりということになるわけで、超高校級の実力をもっていると言ってもいいだろう。
下北沢成徳高校は、今年はじめの(つまり前回の)春高バレーで優勝している。
だからこそ、ここで負けて2014年の出場権を逃すことはできないのだ。
あと1点。あと1点取ればいい。
その張りつめた気持ちで、やはりこちらも心のボルテージは最大限に高まっているのだろう。この直後、辺野喜のスパイクが決まって下北沢成徳は勝利を手にした。
当然ながらみんな泣き崩れます。

女子プロレスや女子のスポーツを観戦しているのは、女性ならではの、こうした「エモーショナルであることが絵になる」というところです。
とくにこの辺野喜選手はイケメンだし、睨み据えているさまがきまっているだけに、どっと泣きはらしてしてくれる落差がイイ。