女子バレーボールについて思うこと

女子バレーボールの瑣末的観察ブログ。選手への敬称略で勘弁。

高橋沙織の不思議な魅力を再認識

遅ればせながら、ようやく最終戦で入れ替え戦回避が決まったトヨタ車体vsNECをニコ生で見ました。

2セットをトヨタ車体が連取したところで回避が確定。不思議な感じです。試合の途中だというのに、祝福ムードでいっぱいになりました。BS中継の関係(この試合は中継されないけど)でニコ生のカメラが主審側(応援席側)にあったために、2セット目を取った瞬間、トヨタ車体バルーンスティックが画面に林立しました。これも新鮮な光景。

そんな祝福ムードのなか、ポリーナを休ませ、代わりに高橋沙織がひさびさにコートに入ってきました。

すると、ニコ生コメントにやたらと「サク(高橋沙織)」の文字が流れるんですよね。やけに目につく。

そういえば、エンド席に高橋沙織が座っているときも、画面にうつると「サクw」みたいに、あまり意味がないけれど呼びかけてみたというようなコメントが流れます。

だから何なんだというと、返答に困るのだけれど、ひとつ言えることは、自分もやはり脳内で「サク!」と思っているんです。なんでだろう。

高橋沙織は一昨年は日立リヴァーレにいました。江畑がエースで、高橋は準エース的な存在だったかな。しかし理由はわからないけれど、トヨタ車体に移籍。日立とは円満なかたちでの退団ではなかったようで、規約により、一年間、Vリーグの公式試合に出場できませんでした。だから久光からデンソーに移籍した石田とおなじで、昨シーズンはずっとエンド席でつまらなそうな顔をして座っていたのでした。

いや、ただそれだけなら、こんなにコメントで呼びかけられることはないと思う。その、座っている姿がやはりさびしげな風情だったので、バレーボールファンにとって「気になってしかたない」存在になったのだと思います。

今年のはじめの試合だったと思うのだけれど、試合開始当初、雑用は免除されているので、エンド席に高橋沙織がひとりだけ座っていたことがありました。そうするとニコ生のコメントで「サクぼっちw」と。ちょっとその部分を探してみましょう。

ありました。1月10日の試合(vs日立)のしょっぱな。ニコ生だと2時間6分28秒のところ。

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これだけひとりの選手が注目されているのって、不思議です。木村美里のようにはっきり「おもしろい」とわかる選手ではないのにね。でも私も、うまくことばにできないけれど、高橋沙織が気になってしまう気持ちは同じです。いまのところは「不思議な魅力」としか書けないけれど、ともあれこれからも注目していくことはまちがいないと思います。