女子バレーボールについて思うこと

女子バレーボールの瑣末的観察ブログ。選手への敬称略で勘弁。

サマーリーグ2017 梅木@トヨ自と居村@岡山の因縁を想像する

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少しずつ観ています。西部大会初日の岡山シーガルズvsトヨタ自動車は、1セット目終盤の岡山の逆転劇、2セット目終盤はトヨ自が今度は大逆転しそうでできず、面白かったですね。

さて、ネットを隔てて対峙していた梅木と居村。梅木は聖カタリナ学園高校の出身です。Vリーグの現役選手では野本@久光製薬と、この梅木の2人だけがここの出身。愛媛県松山市に高校があります。

一方の居村はやはり愛媛県松山市にある松山東雲高校の出身。調べて見ると梅木と居村は同学年です。ということは、愛媛県代表を争った仲なのでしょう。

山東雲高校が春高バレーに初登場したのは2014年のこと。居村が高校2年生の時のことでした。調べてみると、それまで春高バレー愛媛県代表は、10年連続で聖カタリナだったとのこと。居村が1年生の時も代表決定戦はカタリナvs松山東雲で、この時は3-1でカタリナが代表になってます。

梅木が2年生、3年生の時はエース居村の率いる松山東雲に愛媛代表の座を奪われ、その勢いで居村はプレミアチームである岡山シーガルズに入団。一方の梅木はチャレンジ2のトヨタ自動車に入団。

それが岡山は陥落して、トヨタ自動車は昇格して、今季は同じチャレンジ1で対戦することになるわけだ。このサマーリーグでの対戦はその前哨戦みたいなものでしょう。梅木選手の心の中では「あの時の悔しい思い」がムクムクとよみがえっているのではないでしょうか。

そんな思いを乗せての速攻アタックを、居村のブロックに叩きつけているのが上の画像。でも思いが強すぎたのか、ボールはネットに当たってしまったのでした。以上、勝手な想像でした。