トヨタ車体vs東九州龍谷高校の試合は「先輩vs後輩」が見所であったけれど、岡山vs金蘭会高校の場合は「2015年春高バレー決勝のリベンジ」が、そのものズバリではないけれど、注目ポイントだった。
岡山シーガルズと密接な関係にあるのが大阪の国際滝井高校。この国際滝井高校と金蘭会高校の、ともに大阪代表高校が2015年1月の春高バレーの決勝を争った。
勝ったのは金蘭会高校。
このときの国際滝井高校の主力選手が現在何名か岡山シーガルズに入団し、なかでも金田選手はレギュラーとして活躍している。
さて、トヨタ車体が東九州龍谷高校出身者を試合にどんどん投入してくれたように、岡山は国際滝井高校の昨年3年生だった選手を投入してくれるだろうか。
結果、してくれませんでした。
一方の金蘭会高校も、2年生でエースである宮部選手がケガでほとんど試合に出れない状態。なので、いまひとつ「春高バレー決勝の、かたちを変えた再決戦」というムードは出てこなかった。観る方としてはちょっと残念。