「はじめに」の記事で書いたように、私は40年前のバレーボール部員ですのでヘディングしてボールをつなぐという発想がありません。ヘディングとかキックがOKになってからバレーボールをした人はどう思うのだろう。
たまたま頭に当たってしまって、結果的にボールをつなぐことになったケースはたまに見るけれど、この西日本短大付属チームの5番、山根選手の場合は意識的にヘディングしています。
録画している人は見てもらうとして(3セット目の14-10)言葉でプロセスを説明すると、まず川崎橘からレフト側のよくフェイントでぽとりと落とすところに返球されました。それを画像で真ん中にいる選手が飛び込んで拾いました。その球を山根選手が手を出すよりも先に頭を出してつないだわけ。だから「手を動かすよりも頭を出す方が早かった」とは言えるのでしょう。というか、そういう返し方の練習なんかもしているのかな。
ともあれとてもレアなプレーでした。空いた時間で一生懸命に春高バレーを見ていますが、まだやっと半分です。考えて見ると今まで、春高バレーをできる限り録画しても、それをきちんを観たことはなかったかもしれません。今年はやります。そして、瑣末的な「気になったこと」をあといくつか記事にできればと思っています。