2月18日。テクニカルタイムアウトの時にコート脇で古藤が熱心に長岡にアドバイスを送っているようです。長岡は久光製薬のエース。正セッターは中大路。第二セッターがベテラン古藤だから、栄は第三セッターということになる。
この日は、福岡での試合で、長岡と栄の出身校であるみなさんご存知、東九州龍谷高校の一団が会場にいました。DAZNのカメラもなんども赤いジャージの高校生たちを映しています。
長岡が東九州龍谷高校のエースだった頃、プレミアリーグのチームを破ったことがありました。たかが高校生が、一セットとるとかでなくプレミアのチームを破るという痛快な出来事。その時の正セッターが栄。
栄はしかしデンソーに入団。そこでは正セッターの座を掴むことはできなかった。そして、どんないきさつがあったかはわかりませんがデンソーを退団して、今、久光製薬にいます。第三セッターとして。
その心情はどんなもんでしょう。
ところで、その当時は熱心にバレーを見ていなかったので間違えていたら指摘して欲しいのですが、東九州龍谷高校で栄が正セッターだった時に、控えのセッターだったのが現在トヨタ車体の正セッターの座にいる比金桃子だと思います。
やっぱ煮え繰り返る悔しい思いがあるような気がしますね、栄の胸中には。