女子バレーボールについて思うこと

女子バレーボールの瑣末的観察ブログ。選手への敬称略で勘弁。

日立佐和リヴァーレの黒歴史

f:id:estan:20171121215504p:plain11月19日のDAZN配信の解説は、もと日立佐和リヴァーレのセッターだった黒羽桂子さん。その黒羽さんが、現在なかなか勝てない日立のことについて「全敗したこともありましたからねぇ」と思い出話をちょっとだけした。「そういう時って、どんなことしても勝てないんですよ」と。なるほどな。

日立リヴァーレが、まだ日立佐和リヴァーレだった時の話ですな。自分は13/14シーズンあたりから熱心に見るようになったので、記憶にはないけれど、伝説と言えば伝説ですよね。シーズン全敗。2007/08シーズンが1勝26敗で、2008/09シーズンが0勝27敗。これは日立の黒歴史とも言えるものなのでしょう。で、その時のキャプテンが、他でもない、この黒羽さんだったわけですな。しかも竹下佳江も言っているように、負ければ戦犯にされるのはセッターだから、相当辛いことがあったのでしょうね。

で、その時の監督は?ということになるわけだけど、ここでようやく上の画像のことになります。その時の監督って、しばらくしてコーチとして復帰して、今も「副部長」としてベンチ入りしているんですよね。角田博文さん。

上の画像は、11月18日、東レが試合を終えて控え室に戻る時、日立の面々とすれ違っている場面。日立から東レに移籍した井上奈々朱はどんな風に日立のみなさんとすれ違っているのかという興味で見ていたら、なんか、角田氏とにこやかに言葉を交わしてました。

日立全敗の監督だった彼は、今、最下位に喘ぐ日立リヴァーレをどう思うのかな。