女子バレーボールについて思うこと

女子バレーボールの瑣末的観察ブログ。選手への敬称略で勘弁。

試合決着後20秒でコートを占拠した筑波大チーム

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これは準々決勝でフルセットで松蔭大が勝ったほぼ20秒後。

「あんたたち、とっとと出ていってよ」と言わんばかり。あるいはプロレスで試合決着後にリングにヒール軍団が乱入するが如く、しびれを切らした筑波大チームがコートになだれ込んできました。気持ちはわかるが、勝利の喜びでぴょんぴょんしている間も、涙ぐんで抱き合っている時間もありません。「ほらほら、早く」という感じで丸尾が睨んでいます。

そう言えば、とても昔、浅草の3本立ての映画館に行ったら、映画と映画の間の休憩時間が存在しないのに驚いた。つまり、映画が終わってエンドクレジットが流れ終わると、即座に次の映画の冒頭が始まるということをしていたのでした。なぜかそれを思いましました。まあ、いきなり次の試合が始まるのでなく、ここからコートを使ってのウォーミングアップが始まるんですが。

古谷ちなみと榎本里歩@伊勢原高校→松蔭大学の7年間

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春高2015の古谷ちなみと榎本里歩

スーパーカレッジバレー2018の三位決定戦、日本体育大学vs松蔭大学を観ました。春高バレーで見たことのある顔がズラリと並んでいる日体大と、顔も名も「ああ、これは」と思うことのない松蔭大学。しかし実力伯仲の試合でした。

そこで思ったのが「この、活躍してた古谷ちなみ選手って、春高に出てたっけ?」という疑問です。調べると、出てました。春高2015。上の画像の通り、神奈川県代表、伊勢原高校として出てます。神奈川はいつも大和南と川崎橘なんですが、伊勢原高校は18年ぶりの春高出場だったらしい。そのエースが古谷ちなみ。一回戦で京都橘にストレートで負けてしまいました。ちなみにその時の京都橘には、現在JTにいる山本美沙がいました。

おお、そして榎本里歩も一緒だったわけですね。この二人は、ともに松蔭大学に進学したわけだ。高校・大学と、7年間をともにバレーで過ごしたんですね。4年前、一回戦で敗退した悔しい思いを、この三位決定戦では思い切りぶつけて、砕くことができたのではないかと想像します。だから勝利後、息も切れ切れで立っている力も残っていない様子だったわけですな。そんな「持てる力をすべて出し切った」姿は感動的でありました。

ラウラ・ヘイルマン@日立とフレヤ・アールブレヒト@KUROBE

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これは11月4日の試合からのスクショ。視聴がまったく追いつかずスミマセン。すべてのセットを観るのを諦め、最終セットと試合後のインタビューやボール&ブイリー投げだけチェックしてます。

さて、ヘイルマンとアールブレヒト。ともにベルギーの代表で、ともにミドルブロッカー。ですが、試合後、ネット越しにハグしているのを見て、ちょっと調べてみました。すると、ここ何年か、チームは違うけれどイタリアリーグに両者は所属しているのですね。ベルギー代表ではチームメイト、イタリアでは対戦相手。それがまた同時期に日本で対戦相手になったということで「あはは、因縁あるよねー」という気持ちでのハグなんでしょうね。

11.17久光vs上尾はV.TVで見れるのね

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情報収集している時間がない自分が無知だったわけですが、V.TV(VリーグTV)なるものが始まっているんですね。なんだこれ? 久光vs上尾の配信がDAZNでないことから気づきました。

カメラは2カメだけの切り替えかな。それで、カメラワークもプロではない、少なくともスポーツ中継の経験の浅い人が撮ってる。2台のカメラのホワイトバランスも合ってない。うん、懐かしいな。ニコ生を思い出します。まあ、ニコ生の方がひどかったけど。

上の画像は試合後の、主催チームメンバーによるボール投げ入れ(通称・撒き餌)。こんなところまで配信してくれるのは嬉しいですけどね。でもカメラの位置、が低い。足場を組んだりしてないから、

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カメラの前の席に座ろうとする観客がこんな風に写り込んでしまう。ま、これもニコ生クオリティに近いものがあります。

視聴期限がいつまでか不明なんですが調べたところによるとDAZNと一緒で一週間という情報も見かけましたが、未確認。ともあれこっちもチェックしないといけないようですね。金を払えばこちらでV2リーグも見れるようだけど、私は時間的に無理。

応援団に呼応して踊っているのは間橋だけ

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ようやくDAZNさんもわかって来たようで、日立おじさん応援団の踊りをしっかり流すようになりました。で、上の画像はそんな途中で挟まれた映像から。

日立リヴァーレの選手たちです。みんな応援団の方をニヤニヤして見ているわけですが、たった一人だけ、真顔で踊っている選手がいました。間橋です。この1ショットだけを見るとちょっと笑えてしまいますが、でも素晴らしいじゃないですか。自分たちを鼓舞してくれる応援団に呼応しているわけですからね。

堀口の汗を拭く優しいチャッチュオン

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私事ですが今年度はやたらめったら仕事が忙しく、Vリーグ鑑賞も1シーズン飛ばそうかと思ったのですが、一昨日DAZNを再契約しました。このブログの方も再開します。が、記事投稿は昨年、一昨年よりも少なくなるかと思います。では、

Vリーグ開幕してまず注目するのは新加入選手。今シーズンはアジア枠ができたので外国人選手は2人になりました。で、個人的に注目はチャッチュオン。タイ代表における黒後みたいな存在です。Vリーグで色々吸収して、国別対抗戦では大いなる脅威に育ってくれるでしょう。

でもこんな場面をDAZNカメラは捉えていましたよ。堀口の首筋の汗をそっと拭ってあげるチャッチュオン。うん、いい人だ、このコは。

ネット越しに頬寄せたオヌマーと奥村

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国別対抗戦をあまり積極的に見ようという気になれない私ですが、日本代表vsタイ代表は別腹です。ネーションズリーグの他の試合は録画で後から見ていますが、これはライブでテレビ観戦しました。日本とタイ、なんというか、手が合うという表現が正しいのでしょう、一方的になってしまうこともあるけれど、大体はいい試合になる。

先ほど終了した試合はフルセットで、大声援の空気を読まずに日本が勝ったわけですが、このブログ的はこのショットを取り上げないわけには行きません。

奥村は2013/14シーズンで新人賞を受賞したけれど、その表彰式で「でも、チームが降格したので喜べません」と言った。そしてチャレンジリーグに2年いたJTの、助っ人外国人選手だったのはオヌマーです。奥村の後ろで微笑んでいる芥川も同じく、JTの苦しい2年間を共に過ごしたわけで、このネーションズリーグでの再会でお互いにこみ上げてくる思いがあるはずですよね。それが寄せ合う頬、ネット越しに添えられた手によく現れているのではないかと思います。

さよならフォレストリーヴス熊本

f:id:estan:20180302223910p:plainフォレストリーヴス熊本の最後の試合になってしまった2月25日のvs大野石油。選手はどうなんでしょう。廃部になることを知っていたのか知らなかったのか。試合後のこの1フレームを見ると、汗をぬぐっているのか、どうしようもなくこみ上げてくるものがあったのか。

でも私、個人的な思い込みとしては、熊本の女性は日本で一番強い気持ちを持っている人たちだと確信してます。だから毅然として、そして当然の事だという顔をしながら、ストレート勝利で終わらせたのだと思います。

昨年のサマーリーグの前に仙台ベルフィーユが解散して、そして今回フォレストリーヴス熊本の解散があり、なんだか大地震があった場所のチームは廃部になるという印象が生まれてしまったのは不吉です。だから踏ん張って欲しかったですけどねぇ。

ボールプレゼントの精度だけは低い柳田@NEC

f:id:estan:20180226071737p:plain2月25日のNECにとっては最終戦。ホームゲームでもあります。前日は負けているのでなんとか勝てて面目を保った。それでホッとしたのかどうか、またしも柳田がプレゼントボールを誰もいないところにサーブしてしまいました。上のスクショではボールはちょうど野村選手の横断幕の前にあります。「あー」と口を押さえている柳田。

コートの中ではスパイクもサーブも精度が高いのに、なぜか勝利者インタビュー後のボールプレゼントはミスる。これって「お茶目な私」を演じているんだとしたらかなりしたたかですけれど、そうとは思えない。天然ボケの一種ですかね。ともあれ最後に笑いを取ってくれました。

竹田@トヨタ車体が見せたこんな表情

f:id:estan:20180224171451p:plainものすごい悲壮感を漂わせていたのは2年前のシーズンだったですよね。コートで動けなくなってコーチに背負われたりして退場。ネット上では「そのまま緊急手術」とデマが書かれたりもしました。

こんな表情をして、かつ現役を続けてくれるのは嬉しいことだけれど、あの悲壮感がちょっと懐かしくもあります。

思い返せば2年前には荒木もいなかったし小田もいなかった。監督も泉川から多治見に代わりましたね。そうした新しい頼れる仲間に囲まれコートに立てて、ちょっと幸せそうな表情をしているようにも思います。

そうそう、ユニフォームも変わりましたね。でもチアの人たちまでの予算はなかったのか、そちらはまだ古いのデザインを踏襲していてちょっと懐かしい気持ちにもなる。応援ソングの「笑顔!笑顔!」というやつも最近、聞いてない。