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女子バレーボールについて思うこと

女子バレーボールの瑣末的観察ブログ。選手への敬称略で勘弁。

天皇杯・皇后杯 トヨタ車体 vs 東九州龍谷高校

東九州龍谷高校はただの「強豪高校チーム」ではない。この天皇杯皇后杯の場で、プレミアリーグをチームを破ったことがある。2009年のことで、高校チームに撃破されたのはパイオニア(現在廃部)とNECだ。

その時のエース長岡とセッター栄は現在久光製薬に所属。長岡は全日本のエースでもある。さらに今回の天皇杯皇后杯に参加しているデンソーの鍋谷、JTの芥川もその時の東九州龍谷高校にいたわけ。

もちろん高校は3年で代替わりしていくけれど、名門校としてその後も選手を続々Vリーグに送り込んでいる。

今回対戦となったトヨタ車体クインシーズには4人の東九州龍谷高校出身選手がいる。プレミアのチームのなかでも多い方だ。こうなると、諸先輩VS現在のチーム対決というのが見たくなる。

しかしトヨタ車体は最初、プレミアリーグでの通常メンバーで試合を開始した。ということは外国人助っ人のラヒモアもいるということだ。

「え、ラヒモアの地獄サーブを東龍が経験するのか」という悲鳴なのか歓声なのかわからない書き込みがニコ生の画面を多数流れていった。

しかしラヒモア、これがどんな場なのかわからなかったのか、それともコートの向こう側にいる長袖ユニに体育会系女子特有の髪型の少女たちに調子を狂わせたのか、そもそもサーブが入らない。スパイクも強打してこない。

通常メンバーで臨んだのは、東九州龍谷高校への尊敬でしょう。決してあなたがたをナメてかかってはいませんよ、という態度表明。

これは負けることはないな、と踏んだのだろう、トヨタ車体の泉川監督のサービスなのか、次々と「先輩たち」が投入されていった。比金、衛藤、2年前のキャプテンである熊本、その同期の竹内あか里。

試合後には東九州龍谷の現メンバーと先輩たちとの記念写真を撮る姿も見れて微笑ましい気持ちにさせられた試合だった。