女子バレーボールについて思うこと

女子バレーボールの瑣末的観察ブログ。選手への敬称略で勘弁。

チャレンジ2日目もデンソー&上尾の勝利


結果は2日目も2部リーグのデンソーと上尾が勝利して昇格を決定づけました。
試合がはじまったとたん、これまでテレビ中継やニコ生では感じたことのない感触が自分の裡からあふれてきました。バレーボール部にいた頃の、コート内に立っている感触とか、ボールを受けるときの手触りとか、すっかり忘れていたと思っていたのに、かなーり奥底にしまいこまれていましたね。
デンソーは2日間ともパイオニアに3-0で勝ちましたが、自分の見ためでは、最近になって加入したリベロの佐野選手の働きが大きい。だからちょっとズルい感じもします。
しかし「でっかくて可愛い妹」タイプの大竹選手はよいです。スター性あります。勝利が決まって鍋谷選手と抱き合っている姿にもぐっとくるものがあります。(この2人には中学でチームメイト、高校では春高の準決勝で対決、そしてまた今チームメイトという因縁があるので)

さて、以前記事にした辺野喜選手ですが、上尾メディックスに入団したのでした。しかし昨年12月の段階で「全治するまで1年以上」と報じられた怪我→手術を背負っての入団。当然まだベンチ入りはできません。試合前の練習でコーチにボールを渡す係をしていました。

しかし松葉杖もなく、膝をかばって歩くようでもなく、試合後は荷物も担いでいたので、おそらくは順調に回復しているのだろうと思います。また将来、あの闘志、気迫あふるる表情を見たいものです。
辺野喜選手と同期入団の大室選手はベンチ入りしてる(一番上の画像でもひとりだけ背が低いですね。春高資料によると156cm)ものの、まだ試合には出ず。タイムアウトでのタオル配りとたたむ係をしていました。こうやって映画の製作助手みたいに、けなげに「縁の下の力持ち」をしている姿もぐっとくるものがあります。こういう下積みを経て成長していくのですよね。

おや、一緒にタオルをたたんでいるのは、一年先輩の小笹選手ではないですか。
というわけで、大竹、辺野喜、大室、小笹と名前をここで上げた選手みんな下北沢成徳高校。
観戦を終えて、上映会の打ち合わせのために下北沢へ。そして居酒屋で飲んでいて「あ、そうだ、下北沢成徳高校出身者のいるチーム大勝利の日だったじゃないか」と思った次第でした。それでつい熱く語ってしまったワタシ。ひんしゅく買ったかな。たぶん買ったよな。痛い人だったな俺。
(追記/大勝利なんて書いたけど冷静に考えると負けたパイオニアのセッター、冨永と、JTスパイカー、高橋も下北沢成徳でしたね。出身選手多いです)