女子バレーボールについて思うこと

女子バレーボールの瑣末的観察ブログ。選手への敬称略で勘弁。

デキる選手はユニを忘れる…ネリマン編

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11月2日。この日が初解説(かな?)の辺野喜未来が目ざとく「ネリマンのユニフォームがヘンですね」と言ったでした。確かに、なぜか「13」が妙に薄い。1セットの途中でスタッフが「NERIMAN」を貼り付けたので、どうやらユニを忘れてきて、誰かのを借りたのだと判明。

試合の終盤には「13」も「NERIMAN」も剥がれそうになってきましたが、なんとか剥がれず終了。すると、ネリマンみずから「13」を剥がしてしまいました。現れたのは「9」。なるほど、ベンチ外の選手で体がデカいのは辻しかいない。気づかい上手のネリマン、辻にハグしてました。

久光に勝って笑顔爆発の窪田&上坂(しかし翌日は…)

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DAZNでご覧の皆さ〜ん!」とか言ってましたね。11月2日の試合で久光製薬に勝って喜び爆発の窪田と上坂の満面の笑顔。この前の週に久光製薬に岡山が勝っているのですが、岡山の選手たちはいつものようにクールでしたから、余計に対照的な印象です。

しかし翌11月3日に姫路に負けてしまうのだから、勝負ってわからないもんです。というより、このチャラさが日立の持ち味なのかもしれません。左右の二人のスタッフの表情もいい。

13/14のJTチャレンジ落ち残党がデンソーに集結している件

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10月27日のデンソーvs日立の試合後、こんなショットがありました。井上と早坂。「あ、そうか、元JTつながりね」と思って「それに奥村もだ」と気づく。

で、JTということでもあるけれど、奥村も加えたこの3人は、2013/14シーズンの入れ替え戦で、それまでプレミアに昇格したことのなかった上尾メディックスに敗退してチャレンジに降格した時のメンバーでもあることに気がついたのでした。

2013/14の『チー顔』をめくってみると、

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現役プレーヤーって、芥川とこの3人だけしかいないやん(追記…橋本は相変わらず海外かな?)。なぜかデンソーに集結しているというわけね。思い出します。あん時のさいたま記念体育館。喜び爆発の上尾と、顔面蒼白のJT選手たち(追記…内定の田中瑞稀もいましたね。春高優勝を勲章にJTに入った途端に2部落ち)。

帰りがけの長いバス待ちで、JTの選手バスが見えて、まだは入れなかったのか、一人の選手が物憂げな表情でバスに寄りかかっていました。まとめた髪をほどいて、真っ白な顔。「ああ、これからどうしたらいいのかなぁ」という感じで。それが早坂。JTをやめて別のチームに移籍するのではなく、大学生になったのですよね。まースポーツ特待生だろうけど。

ではその時の上尾のプレーヤーはどうだっだかというと、

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こちらは山岸と三浦しか現役で残ってない!

どのチームもそうだけど、毎年毎年選手が入れ替わっていくもんなぁ。

あ、そう言えばJTのもっと前の世代の選手が現役復帰してますね。

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ヴィクトリーナ姫路の高木選手。2010/11シーズンまでプレイしていた。

ちょっと前の泉夏子@岡山もじゅうぶん通用したし、復帰してほしい選手ってたくさんいますよね。

あ、山田美花みーつけた、と思ったら…

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10月26日の試合後、ブイきちを手にしている鍋谷の隣のスタッフさん、おっとこの人はリベロやってた山田美花じゃないですか。井上琴絵が入って来たこともあって、選手をやめて裏方になったのね。

と思ったけれど、顔が似ている別人かもしれないので、一応『チームの顔』をチェック。普段は全く見ない、下の方の小さい写真のスタッフ欄を。

「え!別人?」と思ってしまいました。この人は、福島さん。でも福島美花だから、あ、そうか、ご結婚されたわけなのね。スタッフ欄の福島美花さんの上にはセッターだった森田麻実子さんも発見。

ニコ生を思い出させてくれるV.TVの単細胞的ミス

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ニコ生でのVリーグ中継って、単純なミスが多かったですよね。現場音声を消したままだったり、カメラワークが稚拙でボールを追えなかったり。

10月26日、デンソーvs姫路の3セット目も「ただいま現場音だけ流しております」のテロップがずっと流れたまま。実況、解説トークが始まり、さらに3セット目がスタートしても流れていました。あはは。ニコ生だと「早く気づけよボケ」みたいなコメントが多数書き込まれたわけです。懐かしい。

そう言えばニコ生って、月額500円+税でしたよね。V.TVで女子または男子のみの視聴の場合も500円+税だから、そこも一致してら。

藪田@トヨタ車体のいい笑顔インタビュー

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そう言えばトヨタ車体の応援ソングで「笑顔!笑顔!」というフレーズがありましたよねぇ。10月26日27日と活躍した藪田選手、27日の勝利インタビューでいい笑顔です。これはきっと藪田ファンを生んだな。受け答えも定型文でなく自分の言葉で話していたし、関西弁(和歌山出身)まじりなのも面白い。

ということで『チー顔』で経歴を見てみると、おおっと、貝塚二中。ということは、貝塚ドリームス(全国から有望中学生を集めたプロジェクト)出身なんだ。現役Vリーガーでは清水@PFU、白井@東レ、篠原@NEC、オクム@日立と藪田で5人だけ。

小野寺@日立vs小野寺@岡山

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今シーズンは正セッターの交代が目立つような気がしますが、日立も岡山も日本代表に正セッターを預けていたせいでしょうか、10月20日の試合では、日立は小野寺、岡山は宇賀神でスタート。控えのメンバー一覧がちらりとテロップに出て「岡山が小野寺を起用したら小野寺対決になるな」と思ったのですが、果たして、第3セットで実現。それだけと言えばそれだけの話ですが。

山下@PFUと日高@東レの関係は?

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10月19日の東レvsPFUの試合後、PFUの選手がぞろぞろと帰っていく映像の左下で、おや?東レの選手がフレームインして、山下選手にハグしています。誰かと思ったら日高選手、ポジションは同じセッターですね。どんな繋がりが?

すぐ『チームの顔』をめくってみると、同じ京都橘大学なんですね。年齢が2歳違うので、京都橘大での日高の後継セッターが山下だったという関係なのでしょう。

島畑の投げたブイリーの行方は?

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開幕戦、PFUvsKUROBEはPFUの勝利。勝利インタビューは島畑。昨シーズンはチームは全敗だし、島畑もほとんど出場の機会がなかったのでさぞかしホッとしたことでしょうね。

さて、ブイリーと公式球投げ入れ。応援団に投げ入れる選手が多いかと思うのだけれど、島畑はメインカメラ側にやってきて、まずブイリーを観戦していた少女バレーボーラーたちに投げました。

チームTシャツの背中に大きく「菊川」と書かれているのが見えます。「ん、そういえば島畑は地元、石川県だったはず」と思って発売されたばかりの「チームの顔2019/20」を開いてみると、おお、やはりプロフィールに「菊川児童バレーボールクラブ」と書かれていました。子どもたちは、去っていく島畑の後ろ姿が、さぞや輝いて見えたことでしょう。