生で観戦しに行くことのおもしろさって何でしょう。
やはり選手が、いま、そこにいるということに尽きるかもしれません。
それからとりわけ、外国人選手の大きさにはもう単純に「すげー!」と思ってしまいます。これは放送では感じられない感動でしょう。なにしろこれまでの人生で190センチを越える背丈の女性を身近で見たことがありませんから、ひれ伏したいような気持ちになります。
選手の身体の大きさに「うわー」と感動できるのは、男子プロレスではあっても、女子プロレスでは近年はほとんどなかったことなので、バレーボールを生観戦して最初の驚きかつ感動はそこでした。
あとはスパイクする時の音でしょうか。やはりVプレミアリーグの選手は、エリート中のエリートだと思います。身体は細いし、腕の筋肉もそんなに目立たない(上尾の吉村選手は特別)のに、バコーンとスゴイ音がします。
これ、昨シーズンはチャレンジリーグばかり見ていたので、物足りなかった点でもあります。やはりチャレンジリーグはスパイクの音が「それなり」でしかない。あと、外国人助っ人選手がいるのがJTとPFUだけです。JTの方はタイのエース、オヌマーなのでそんなに背丈はない。ということでPFUのドリスだけということになる。
チャレンジリーグは選手じたいが小柄だとも思いました。大きければいいというわけではないのだけれど「え? 170センチないのにウイングスパイカー?」という、なんとも「うーん、NECの柳田選手ほどのテクがあればまだしも」と思ってしまうことしきり。
かつては全国各地をまわって興行をおこなっていた女子プロレスも、いまは東京だけの興行がほとんどになってしまっています。そこからみればバレーボールはけっこう地方で生観戦の機会があります。ニコ生でプレミア全試合中継してくれるようにはなりましたが、住んでいるところの近くにきたら、できるだけ生観戦してみることをおすすめしたいと思います。