昨シーズンは何回かチャレンジリーグの試合を生観戦した。
そのときに思ったことは多々あるけれど、チャレンジリーグ所属のチームでは、JTマーヴェラスとPFUブルーキャッツは、その他のチームから頭ひとつ抜け出していると感じた。
まず、背丈が高い。次に外国人助っ人選手がいる。
しかしJTは2年続けてのチャレンジリーグになったとはいえ、長らくプレミアリーグにいたチームだから「明らかに別格」という先入観がある。
一方のPFUは「もとプレミアに所属した選手」を何人も抱えている。矢野(トヨタ車体)、三橋(パイオニア)、坂下(JT)、松浦(NEC)らのことだ。それがかえって「リストラされた選手の引き取り先」みたいな印象につながっている。
入れ替え戦はチャレンジリーグの上位2チームが出場できる。いまのところ、PFU
が入れ替え戦でプレミアリーグ7位のチームと対戦するのは固いところだと思われる。では入れ替え戦で勝てる可能性はあるのかどうか、このNEC戦で見定めてみたい。そこが興味のポイント。
結果的にはストレート負け。
内容的にはやはりブロックされたボールを拾い上げる能力にずいぶんと差があるように見えた。身体が大きくても反射神経がプレミアチームに劣ってしまっている。
プレミアリーグの7位がどこのチームになるかはわからないし、入れ替え戦のあたりには怪我で出遅れている江畑選手も加わってくることだろう。それでも「まだまだプレミアのレベルに達していない」という印象だ。