ひとつ書きそびれていたことがありました。チャレンジの時の判定ビデオシステムについてのことです。
前のシーズンからVリーグでもビデオ判定が導入されました。記事にも何回か書いたと思うのですが、そのクオリティーがとても低い。「フリッカーや偽信号が盛大に出ている」と書いた記憶があります。
さて、神戸で開催された世界クラブ選手権。ビデオ判定はFIVBのものが導入されていました。「判定まで早い! そしてフリッカーもほとんどない。偽信号全くない。指先はっきり見える」と、改めて驚きました。サーブの時にチラリと見えるそのカメラには「PELCO」という文字が見えました。
調べてみるとやはり監視カメラシステムの会社らしい。日本でも富士電機という会社が代理店になっているようだ。昨シーズン使ったチンケなシステムは全廃して、ぜひこちらを導入してもらいたいです。Vリーグには大手電機メーカーが何社も参加しているのでメンツもあるだろうけれど、FIVB採用のこちらの方が優れていることは明白なのだから仕方ないでしょ。昨シーズン、はっきりタッチしている/していないのに、曖昧な判定ビデオ映像のせいで悔しい思いをした選手やチームがあるはずです。Vリーグ機構はファンの要望はあんまり聞いてくれない感じなので、内部から圧力をかけていくべきかと思います。