女子バレーボールについて思うこと

女子バレーボールの瑣末的観察ブログ。選手への敬称略で勘弁。

ネット越しに頬寄せたオヌマーと奥村

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国別対抗戦をあまり積極的に見ようという気になれない私ですが、日本代表vsタイ代表は別腹です。ネーションズリーグの他の試合は録画で後から見ていますが、これはライブでテレビ観戦しました。日本とタイ、なんというか、手が合うという表現が正しいのでしょう、一方的になってしまうこともあるけれど、大体はいい試合になる。

先ほど終了した試合はフルセットで、大声援の空気を読まずに日本が勝ったわけですが、このブログ的はこのショットを取り上げないわけには行きません。

奥村は2013/14シーズンで新人賞を受賞したけれど、その表彰式で「でも、チームが降格したので喜べません」と言った。そしてチャレンジリーグに2年いたJTの、助っ人外国人選手だったのはオヌマーです。奥村の後ろで微笑んでいる芥川も同じく、JTの苦しい2年間を共に過ごしたわけで、このネーションズリーグでの再会でお互いにこみ上げてくる思いがあるはずですよね。それが寄せ合う頬、ネット越しに添えられた手によく現れているのではないかと思います。