女子バレーボールについて思うこと

女子バレーボールの瑣末的観察ブログ。選手への敬称略で勘弁。

サマーリーグトップ画像、中大路→浮島に差し替えの意味は?

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わざわざ記事にするほどのことでもないかとは思うのですが、気づいたので記事にしておきます。なぜか画像の一部が差し替えされています。中大路だったところが浮島の画像に入れ替わっています。そもそもこの画像って「サマーリーグにおけるチームキャプテン」ということでしょうかね?

それよりも気になるのは仙台ベルフィーユの参戦がどうなるのか?ということです。

 

追記…仙台ベルフィーユサマーリーグ不参加のようです。中大路は調べてみるとチームのシーズン報告会も不参加だったとか。帰国して復帰した座安に代わってどこかにレンタル移籍とか?

再追記…中大路の久光製薬スプリングス退団が発表されました。その去就が注目されるところではありますが、とりあえず記事の表題の決着はついたようです。

サマーリーグ、DAZNでの配信が確定

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サマーリーグの開催概要ページが公開されました。

www.vleague.or.jp

すでに東西大会での参加チーム振り分けなどは発表されているのですが、このページの中でDAZNで配信されると書かれています。東日本大会は3コート、西日本大会は2コートの同時進行試合ですが、その内の1コートだけを配信するようですね。西日本大会(串良平和アリーナ)ではAコートのみ配信ということが確定している様子。東日本大会(ひたちなか市総合運動公園体育館)では、2日目のところの但し書きに「1日目でDAZN配信されていない4チームが優先的にBコートで試合を行うため、コートを変更する場合がございます。」とあるので、配信はBコートになるのでしょうか。

ともあれ配信が決まってよかった。

次期Vリーグ開幕までにPELCO社の判定カメラ導入を

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ひとつ書きそびれていたことがありました。チャレンジの時の判定ビデオシステムについてのことです。

前のシーズンからVリーグでもビデオ判定が導入されました。記事にも何回か書いたと思うのですが、そのクオリティーがとても低い。「フリッカーや偽信号が盛大に出ている」と書いた記憶があります。

さて、神戸で開催された世界クラブ選手権。ビデオ判定はFIVBのものが導入されていました。「判定まで早い! そしてフリッカーもほとんどない。偽信号全くない。指先はっきり見える」と、改めて驚きました。サーブの時にチラリと見えるそのカメラには「PELCO」という文字が見えました。

調べてみるとやはり監視カメラシステムの会社らしい。日本でも富士電機という会社が代理店になっているようだ。昨シーズン使ったチンケなシステムは全廃して、ぜひこちらを導入してもらいたいです。Vリーグには大手電機メーカーが何社も参加しているのでメンツもあるだろうけれど、FIVB採用のこちらの方が優れていることは明白なのだから仕方ないでしょ。昨シーズン、はっきりタッチしている/していないのに、曖昧な判定ビデオ映像のせいで悔しい思いをした選手やチームがあるはずです。Vリーグ機構はファンの要望はあんまり聞いてくれない感じなので、内部から圧力をかけていくべきかと思います。

アジアクラブ選手権2017 久光製薬vs SupremeVC (タイ)

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勝戦は日本vsタイ。予想通りタイの横綱相撲で試合内容は見るべきものはなかったのですが、観客がほぼ満席だったことがとても印象に残ります。今月初めの神戸での世界クラブ選手権では客席がガラガラだったのに、こちらカザフスタンの人々は自国のチームでなくても熱心に観戦し、自国チーム以外も積極的に応援してくれています。これは見習うべき態度かと思います。

さらに驚くのは、これ。

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アジア系の顔立ちの少女です。しかし頰に「17 KATO」と書いてある。あんた、加藤光選手を応援してるのかい。どこが気に入ったのでしょうかね。そして、

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おお、田浦ファンまでいるじゃないですか。喜べ田浦。

アジアクラブ選手権2017 久光製薬vs Altay(カザフスタン)

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高さはあるけれど要所で緻密さに欠けるカザフスタンチーム。一方、久光製薬もやはり2軍だなあと思わせる戦いぶり。筒井と戸江のリベロ2人はレギュラーのはずなんですが、これだっと思わせるプレーが出ません。中田久美に全日本に選ばれなかったのは、やはりまだイマイチという判断なんでしょうかねぇ。

しかし会場は満席で、応援も賑やか。やけにスタイルのいいチアとか、カザフスタンゆるキャラもいました。日本の国旗を持って応援してくれている観客もいます。しかし左の男が掲げている謎の「漢字」は何の意図? これが気になってしょうがない。

アジアクラブ選手権2017 久光製薬vs台湾電力

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久光製薬が3-1で勝ちましたが、久光製薬、台湾電力ともに守備にも攻撃にも粗があって不安定な試合でした。セットによって点差がバラバラであることがそれを表しているかと思います。

やはり底力をつけてきたとは言え、まだまだあちこちに綻びの見える台湾チーム。一方の久光製薬はこのチームとしてのまとまりがイマイチであることが透けて見えているように感じます。メンバーの顔つきにも覇気がありません。一人だけ、濵松が嬉しそうな顔をしていたのが印象に残りました。

追記…「濱松」ではなくて「濵松」なのですね。失礼しました。「はま」だとこの漢字、出てこないので「ひん」で出しました。ついでにアップ画像も貼っておきましょうか。

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背丈もあるし、肩幅も広く、短期間でのし上がってきそうな気配があります。

アジアクラブ選手権2017 久光製薬vsベトナム工商銀行

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ヴィエティン銀行はwikipediaでは「ベトナム工商銀行」とも書かれているのでその呼称で書くことにします。なんか銀行が多いですよね、アジアクラブは。日本だとVリーグには群馬銀行ぐらいですけど、スポンサーとしては岡山シーガルズのユニでも目立つ中国銀行などもありますよね。あとアランマーレの後援に荘内銀行ってのもあったかな。銀行系世界一のチームはやはりワクフバンクということになるのでしょうけれど、銀行系だけを集めてのトーナメントなんてのも面白いかも。

やはりテレビカメラは今回も今村アップが多かったですね。静止画で切り取ってみると、まーやはり絵になるのは今村かな。ちょっとキツい感じがするからなのか、日本のバレーオタの人気は低いように思いますが、クールな雰囲気は海外ファンにウケるかもしれません。

他の試合もできるだけ見ていますが、メンバーが無名な割に強い日本と、豪華メンバーの割になぜか弱いタイが対照的なように思えます。日本vsタイで今回どうなるのか、早く見てみたいです。

明日は中休みで、29日(月)にvs台湾電力になります。これもどうなるか楽しみな一戦。

アジアクラブ選手権2017 久光製薬vs天津渤海銀行(中国)

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正直なところこのメンツで勝てるとは思いませんでした。

3-1で久光製薬の勝利。上の画像は第4セット序盤ですが、ここで石橋のサーブが連続で決まったのが心理的にイケイケムードになったように感じます。

それにしても高さとパワーで勝る渤海銀行チームに勝てた要因はどこでしょう。アタッカーが非力なのは仕方ないとして、やはり筒井を始めとするディフェンスの硬さが目立ったように思います。中国の代表チームになればこんなものではないのでしょうけれど、渤海銀行は精度もイマイチだったし、ミスも多かった。

育成モードでの参戦だと思っていましたが、手堅く勝利を拾っています。さすがに代表チームそのもので来ているタイには勝てないでしょうから優勝は無理だとしても、勝利することで若手の育成という以上の「気持ちのボーナス」みたいなものを得て帰国することができそうですね。

アジアクラブ選手権2017 久光製薬vsRebiscoマニラ

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久光製薬のメンバー、特にアタッカー陣が控え選手ばかりです。ユニフォームは久光製薬なのに、馴染みのない顔ばかり。それが新鮮。ピンサ要員ではなく、ずっと守備もしている石橋が新鮮。なぜかずっと試合を見ていると、今村がエースに見えてくるのも新鮮。

帯川、浮島、兒玉は春高では活躍していたけれど、久光製薬に入ってからはベンチ入りもほとんどしていなかったと思うので、とても新鮮です。新人の田浦はスタメン、濱松も最後の方で出て来ました。加藤、金森はU-23から直接カザフスタン入りしたのでしょうかね。そうだとするとすごくいい経験を積んだのだと思う。

フィリピンのチームとどちらが上かという興味もちょっとはありました。第一セットの序盤はRebiscoがリードしていましたが後半、久光製薬が盛り返して取り、そのあとは問題なくセットを取ってストレート勝ち。他の国から来ているチームに、このメンバーがどれだけ通用するかが明日以降の見所でしょうか。

アジアU-23、日本優勝。MVP山内美咲@NEC

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サマーリーグまで更新しないみたいなことを書きましたが、アジアU-23優勝ってことで記事更新。アジアクラブ選手権もあるのでまとめてカテゴリ作りました。

今回のアジアU-23は開催地はタイのどこかの地方都市。日本のメンバーはVリーグ所属の控え選手+大学生の連合軍。中国や韓国が参加していないので、タイと日本の決勝になることは予想されていました。

しかしタイチームにはアチャラポーンなどタイ代表で見た顔がチラホラ。開催地もタイですから、タイの優勝だろうかと予想していました。実際、決勝戦では第一第二セットはタイが先取し、日本チームはアタックミス、サーブミスを連発。そのまま第三セットも取ってストレートかちするかと思ったのですが、日本が第三、第四セットを取り、空気を読まずにそのまま第五セットまで取ってしまいました。MVPは絶好調だった山内美咲@NEC

表彰台で端っこのアチャラポーンと山内が交流していたところも、当ブログとしては見逃せないシーンでした。

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ところで、日本の試合以外も見ていたのですが、テレビカメラがやたらとアップを撮るタイの選手がいました。

この人です。ピンピチャヤ・コクラム。

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画像右上で工藤@デンソーも便乗して愛嬌を振りまいていますが、ピンピチャヤ、アイドル顔です。BKK(バンコク)48があったら入れそう。

そして調べるとまだ18歳!

この選手がアチャラポーン(21歳)と並ぶタイの次世代エース候補なんでしょうかね。ベストオポジット受賞しましたが、まずまず活躍していました。覚えておきましょう。