女子バレーボールについて思うこと

女子バレーボールの瑣末的観察ブログ。選手への敬称略で勘弁。

うっかり芥川@JTを内定選手かと思ってしまった(おバカな自分)

f:id:estan:20170212182336p:plain芥川選手、ようやく復帰しましたね。怪我をしたのが昨年の黒鷲旗ですから、だいぶ時間がかかりました。本日のファイナル6の初戦であるvs東レに、一瞬だけ試合に出たので、コートで動く芥川のDAZN初登場ということになります。

しかしこの時期なので自分は「あれ誰だ? 内定選手かな」と思ってしまった。おバカな自分。芥川の顔を忘れたわけではなく、DAZNがスタートしてからずっとエンド席に座っている姿は認識してました。それで「なかなか復帰できないようだ。それほど深刻な怪我だったのかなぁ」と思っていたのでした。

確か上尾に負けて降格した時も芥川は怪我?で試合に出場してなかったと記憶します。怪我しがちな選手なのかもしれませんね。右端の位田もそうですが。女子プロレスラーでも現在OZアカデミーに出ている加藤園子のように、キャリアのほとんどは怪我の療養中だという選手もいるので、競技の頂点に立つ選手に怪我は付きまとうものなのだと思っています。ともあれ復帰おめでとうございます。試合に出られなかった悔しさを払拭するようなプレイを見せてください。

工藤@デンソーはミアの後継者になるつもりなのか

f:id:estan:20170211162005p:plainセット間に工藤がバナナを食べています。最近では木村沙織がバナナを食べていますが、日本人選手では珍しいですよね。木村沙織の場合は「ん?トルコリーグとかで覚えて来たのかな」と思いましたが、工藤は新人だからどこで覚えたのだろう。

あ、そういえばここ最近でバナナを食べていた外国人選手といったら、ミア・イェルコフがいましたよね。デンソーだ。ということは、工藤はミアのファイティングスピリットを受け継ぐつもりでバナナを食べているのか。なんて妄想してしまった。

線審の旗が吹っ飛ばされるのは珍しいかも

f:id:estan:20170210220010p:plain勢いのあるボールが線審や審判に当たるのはたまにありますが、線審の旗に直撃して吹っ飛ばすというのはかなり珍しいような気がします。狙ってできることではないから、これも何か名をつけて「珍プレー集」としてシーズンが終了したらまた見てみたい光景です。

小平花織、CLUB EHIMEにて復帰

f:id:estan:20170209201217p:plain東レで最後はリベロをやっていた小平花織選手が、Vチャレンジリーグ2のさらに下の地域リーグのチームですが、CLUB EHIMEで復帰するそうです。まだ26歳ですから、引退した理由は知らないのですが、まーだまだ活躍できますよね。それで、1月29日の愛媛県武道館の試合を来賓席で見ていたとのことなので、ざっと見返して見ました。いました。ちゃんとピントが合っていないのですが、確かにいます。CLUB EHIMEのジャージを着ているようです。

大山加奈ツイッターによると、今年は愛媛県で国体があるとのことで、そのための強化も絡んでいるようですね。そういえば、同じ東レにいた宮田選手も引退した後に長崎国体がらみの活動をしていました。そのあとの消息はわからないけど。

現在はトヨタ車体にいる細川選手も、日立をやめた後、地元の岩手国体での選抜メンバーになったりしていたし、国体に絡んだ選手の動きというのもそこそこありますよねぇ。

エンド席に就実バレー部軍団を発見

f:id:estan:20170208192349p:plain群馬銀行vsプレステージの試合で気づいたことがもう一つあります。サーブを打とうとしているのは群馬銀行の栗田選手。共栄学園のセッターとして春高でも活躍しました。しかしこの時、後ろの画面右下に小川@就実(東レ内定)がいることに気づいたのでした。なんでここにいるの?

そういえば、これはトヨタ自動車ヴァルキューレのホームゲームでした。トヨタ自動車には前の年の就実のエース、杉山瑠夏がいる。そして現在3年生の新井が入団内定しています。『チームの顔』を調べると、それだけでなく竹内#13と田戸#14も就実出身ですね。大阪国際滝井岡山シーガルズ下北沢成徳上尾メディックスのような結びつきができつつあるのでしょうか。

ところでこの就実軍団。次の試合のGSSvsトヨタ自動車がフルセットの戦いになったのですが、5セット目が始まるところでゾロゾロ帰ってしまいました。電車の時間が迫ってしまったのかな。

大阪国際滝井から富山大という謎のライン

f:id:estan:20170207213001p:plain一日に一試合ずつ観てます。ようやく1月28,29日のチャレンジ2の試合に。まずは群馬銀行vsプレステージ

顔と名前が一致する選手が少ないです。この2チームだと、プレステの方は元パイオニアの佐藤円(つぶら)と春高の時に記事にした浅川希選手。群馬銀行の方は共栄学園でセッターをしていた栗田選手ぐらい。そこで、試合の映像を見ながら「チームの顔」も開いて参照しています。そこで「おや!?」と思ったことがある。

画像の選手は、ルーキーの三好紗弥香@群馬銀行です。ルーキーながらすでにレギュラーになっているようだ。「おや!?」と思ったのは、ちょっと前に記事にした平谷里奈@KUROBEと一緒で、大阪国際滝井富山大学というところ。生年月日を見ると平谷選手の一年後輩です。

やはり何かあるのか、と調べたのですが、一つだけ同じ疑問を持った人のブログ記事が出てきて、そこには「大阪国際滝井は元々は薬学系の学校。なので、薬といえば富山、というつながりではないか」ということが書かれていました。しかし、高校から大学への進学の数を表示しているサイトによると、大阪国際滝井から富山大は毎年1人ぐらいしかいないから、それは違うような気がする。やはりバレーのつながりが何かあるのではないでしょうかね。

というのは、数は多くないけれど、調べてみると、大阪国際滝井→富山大で、白崎という選手がKUROBEに内定してます。DAZNが配信した1月21,22日の試合では出場機会はなかったけれど、控えリベロとして既に出場してますね。

ミスしたお馬鹿な私、と頭を叩く迫田@東レ

f:id:estan:20170206204013p:plain自分の頭をポコンと叩くって、なんか死語に似たような「しぐさ」なような気がします。「ミスした私のバカ、バカ!」という感じでしょうか。ともあれ、自分の頭を叩くのは珍しい。

しかしこのしぐさを見たことで、私の中では迫田選手に対する評価がちょっと変化しました。それまでは「バレー一筋(←本人の自己認識)なのはいいけど、言い換えればバレーしか能のない人」という捉え方だったのですが、それが「自己に厳しく、目標を高いところに置いている努力家」という認識が加わりました。いやいや、同じことなんですけどね。でも、Vリーグがニコ生で配信されていた時のコメントによって、かなーり迫田選手=単細胞なバレー馬鹿という評価に染まっていたということを、ちょっと反省したのでした。ごめんなさい迫田選手。

顔面スパイクで流血その2(平谷@KUROBE)

f:id:estan:20170205182916p:plainこちらは1月21日のKUROBEvs仙台でのショット。スパイクを放ったのは津賀だったかと思います。強烈なやつを顔面に被弾してしまいました。しかしこちらも大したことにはならず、すぐ血が止まりましたね。平谷選手の親指の付け根あたりに落ちてきた血の流れているのが見えるところがリアル。

ところで平谷選手は岡山の出身で就実中学から大阪国際滝井高校へ。これは全くもって岡山シーガルズへとレールが敷かれているようなコースだったと思うのですが、なぜか富山大学に進学して卒業後にKUROBEアクアフェアリーズに入団したわけです。ニコニコと笑顔が魅力的な選手ですから、もし岡山シーガルズに入団して、周りに合わせて笑顔を出さないようにしていたら……と思うと無責任な女子バレーウォッチャーとしては「KUROBEでよかったね」と言いたい。

顔面スパイクで流血その1(中村@JT)

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カテゴリの関係で記事を2つに分けます。まずは1月28日のJTvsPFUでの一場面。島畑@PFUのスパイクを中村@JTが顔面で受けてしまい鼻血がタラー。島畑はセッターですから、完全に意表を突かれたのでしょうかね。中村は頑丈そうなイメージがありますが、どんなに頑丈な人でも鼻骨を鍛えることはできない。至近距離で直撃を受けたらやはり鼻血出ます。

中村はティッシュか脱脂綿か、鼻に突っ込んでそのままプレイ継続。すぐに血は止まったようなのでたいしたことはなかったようですが、鼻骨は折れやすい部位ですから、ちょっと心配でした。鼻骨が折れた場合、なおざりに手当てをすると鼻が曲がったまま骨がくっついてしまうんですよねぇ。現状でもじゅうぶんにワイルドな中村が、鼻が曲がってしまったら可哀想だ。

ちなみに第2セット、11-7の場面でした。

今シーズン竹田@トヨタ車体の存在感の低下はいいことか悪いことか

f:id:estan:20170203134601p:plain昨シーズンは何度もコーチに抱えられ、肩で支えられてコートから運び出されていた竹田選手。今シーズンはプレイヤーとしての出場機会もほとんどなく、タイムアウトの時もコーチやら選手やらがワイワイ喋っていて、竹田は最後に檄を飛ばすだけという感じです。竹田の「過剰なまでの熱さとか悲壮感」がなくてちょっとだけ物足りない気もするけれど、荒木と竹田が並んでベンチに座っていても、竹田が荒木に負けないだけの存在感を醸し出していることに「おお、いいね」と思ったりもします。