ようやくDAZNさんもわかって来たようで、日立おじさん応援団の踊りをしっかり流すようになりました。で、上の画像はそんな途中で挟まれた映像から。
日立リヴァーレの選手たちです。みんな応援団の方をニヤニヤして見ているわけですが、たった一人だけ、真顔で踊っている選手がいました。間橋です。この1ショットだけを見るとちょっと笑えてしまいますが、でも素晴らしいじゃないですか。自分たちを鼓舞してくれる応援団に呼応しているわけですからね。
私事ですが今年度はやたらめったら仕事が忙しく、Vリーグ鑑賞も1シーズン飛ばそうかと思ったのですが、一昨日DAZNを再契約しました。このブログの方も再開します。が、記事投稿は昨年、一昨年よりも少なくなるかと思います。では、
Vリーグ開幕してまず注目するのは新加入選手。今シーズンはアジア枠ができたので外国人選手は2人になりました。で、個人的に注目はチャッチュオン。タイ代表における黒後みたいな存在です。Vリーグで色々吸収して、国別対抗戦では大いなる脅威に育ってくれるでしょう。
でもこんな場面をDAZNカメラは捉えていましたよ。堀口の首筋の汗をそっと拭ってあげるチャッチュオン。うん、いい人だ、このコは。
国別対抗戦をあまり積極的に見ようという気になれない私ですが、日本代表vsタイ代表は別腹です。ネーションズリーグの他の試合は録画で後から見ていますが、これはライブでテレビ観戦しました。日本とタイ、なんというか、手が合うという表現が正しいのでしょう、一方的になってしまうこともあるけれど、大体はいい試合になる。
先ほど終了した試合はフルセットで、大声援の空気を読まずに日本が勝ったわけですが、このブログ的はこのショットを取り上げないわけには行きません。
奥村は2013/14シーズンで新人賞を受賞したけれど、その表彰式で「でも、チームが降格したので喜べません」と言った。そしてチャレンジリーグに2年いたJTの、助っ人外国人選手だったのはオヌマーです。奥村の後ろで微笑んでいる芥川も同じく、JTの苦しい2年間を共に過ごしたわけで、このネーションズリーグでの再会でお互いにこみ上げてくる思いがあるはずですよね。それが寄せ合う頬、ネット越しに添えられた手によく現れているのではないかと思います。
フォレストリーヴス熊本の最後の試合になってしまった2月25日のvs大野石油。選手はどうなんでしょう。廃部になることを知っていたのか知らなかったのか。試合後のこの1フレームを見ると、汗をぬぐっているのか、どうしようもなくこみ上げてくるものがあったのか。
でも私、個人的な思い込みとしては、熊本の女性は日本で一番強い気持ちを持っている人たちだと確信してます。だから毅然として、そして当然の事だという顔をしながら、ストレート勝利で終わらせたのだと思います。
昨年のサマーリーグの前に仙台ベルフィーユが解散して、そして今回フォレストリーヴス熊本の解散があり、なんだか大地震があった場所のチームは廃部になるという印象が生まれてしまったのは不吉です。だから踏ん張って欲しかったですけどねぇ。
ものすごい悲壮感を漂わせていたのは2年前のシーズンだったですよね。コートで動けなくなってコーチに背負われたりして退場。ネット上では「そのまま緊急手術」とデマが書かれたりもしました。
こんな表情をして、かつ現役を続けてくれるのは嬉しいことだけれど、あの悲壮感がちょっと懐かしくもあります。
思い返せば2年前には荒木もいなかったし小田もいなかった。監督も泉川から多治見に代わりましたね。そうした新しい頼れる仲間に囲まれコートに立てて、ちょっと幸せそうな表情をしているようにも思います。
そうそう、ユニフォームも変わりましたね。でもチアの人たちまでの予算はなかったのか、そちらはまだ古いのデザインを踏襲していてちょっと懐かしい気持ちにもなる。応援ソングの「笑顔!笑顔!」というやつも最近、聞いてない。
2月11日のJTvsトヨタ車体の試合後、なんか女性がミハイロビッチと親しげに話しをしています。どこか一段高いところに立っているのかと思ったら違うぞ。ミハイロビッチよりも長身の女性だ。ほら、芥川よりもずいぶん背が高い。
と思ってよく見るとヨンギョンではないですか。JTは古巣だし、ミハイロビッチとはフェネルバフチェで一緒だったわけですよね。ヨンギョンがJTにいた時の選手で今もいるのは芥川と井上ぐらいかなぁ。位田も引退しちゃったし。
あれ?しかしヨンギョンは今、中国のチームにいるはずだけど、なんで日本に来ているのだろう。ちょっと考えて、そうか、春節(旧正月)で試合が休みになっているので遊びに来ているのかも、と思ったのでした。
ジャスティスはJTに入団とのリリースが本日ありました。なかなか発表にならなかったということは、古賀の時のように、複数のチームからのオファーがあって、綱引きしていたということかな。それはともかくとして…
春高バレー2018で見落としていたDコートでの試合をいくつか観てるうちに、毎年のことなんですがどれを観てどれを観てないのかわからなくなってしまいました。で、昨年は「当ブログの春高最も印象に残ったヒロインは兵頭@就実」という記事にしたのですが、今年はあからさまにジャスティスでしたね。「バレーボールチャンネル」での放送では、田渕監督の目から汗が流れ出ている映像も見ることができました。やっぱものすごく情にあつい人なのだと思いました。
しかし、一番泣けたのは上記のシーンです。これは試合後の3位表彰の時のショット。ここで涙まみれになるのでなくて、グッとこらえてこんな風にキリッとした顔を見せた。それでこちらは改めて涙腺崩壊いたしました。皆さんはいかがだったでしょうか。ともあれ、ここでジャスティスは、熱い闘争心を持っているだけでなく、それを制御できる強い心を持っているということもわかりました。本当に素晴らしい。
JTへの同期入団は林@金蘭会です。春高ではなく、インカレでの因縁の相手ということになりますが、鍋谷&大竹@デンソー、黒後&小川@東レのような感じでこれからのVリーグでの成長を語ることになるかと思います。
さてさて、ついでのように書きますが、シーガルズには発表されている他にも帯同している選手がいるという情報があります。これってどういうこと? 前々から選手が多くて「貧乏人の子沢山」と書いたこともありますが、いくらなんでも30人を超えるということは多すぎないかな。多すぎますよね、1チームとしては。
ということで「じゃあ、もしかして2チームを目指す?」という妄想も生まれて当然ですよねぇ。ちょうど来季からは改変されるわけだし、タイミングとしてはここしかない。つまり野球の一軍と二軍のように、シーガルズが二チーム編成になるのでは、ということです。まるで根拠のない妄想だけれど、そうなるとファンとして楽しむ面白さは増してきますね。地元岡山での興行は、下部リーグの二軍の試合を前座にして、メインは一軍の試合を組むことができる。また、従来の入れ替え戦だけでなく、同一チームの中での一軍二軍の登録入れ替えも絡んでくるともっとフレキシブルに選手を起用できます。可能であれば歓迎したいと思います。
毎年、すぐに内定選手を試合投入してくれる岡山シーガルズ。今年もやってくれます。東龍から岡山への3人目の選手、西村。そして春高バレーには出れなかった大阪国際滝井からの入団、長瀬。さらには岡山として4人目のセッターとなる小野寺(細田学園)も2月4日の唐津大会に投入。さすがにセッター小野寺はこれが初参戦ではないけれど、西村と長瀬はこの日が初のベンチ入り。
東龍ではリベロだった西村なのでサーブを打つ姿も新鮮なんですが、なんとなんと、アタッカーとして使うらしい。打数10で1本決めました。これは驚き。高校生時代にアタッカーだった選手をリベロとかセッターにすることはあるけれど、リベロをアタッカーというのはあまり記憶にありません。このDAZNのテロップでも、当然のようにR(レシーバー)ということになってますし。まー168cmの柳田@NECだって、じゅうぶん活躍できているから、別にヘンなことではない。17歳にしては体格もしっかりデキ上がっている様子だし。